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ヴィクトリアンティーパーティー


1月のティーパーティーワークショップ、ヴィクトリアンティーパーティー第1回目は、 Royal Albert 社のニューカントリーローズ ピンクフォーマルヴィンテージシリーズの茶器とシルバーのティーセットを使用し、テーブルセッティングはローラアシュレイのプレイスマットとレースを組み合わせました。


第2回目は雰囲気を変えてローテーブルでのセッティング。Royal Albert 社のオールドカントリーローズで総まとめ。ラブリーでとても伝統的なセッティングに仕上がりました。オールドカントリーローズシリーズは、イギリスの国花である「薔薇」を使い価格をリーズナブルに押さえた事から、比較的に手の届きやすいボーンチャイナセットとして世界中で人気ですね。


せっかくなので、ナプキンも「薔薇」の形に。ナプキンは、Battenberg Lace のリネンを使用。日本ではバテンレースと呼ばれているバッテンバーグレース、ドイツのバッテンベルグで作られ世界中に広まったという説と、アメリカ人のレースデザイナーが開発し中上流階級層で流行るようにとドイツの貴族バッテンベルグ家の名前をちゃっかり拝借したという説とがあります。義理母とモールで買い物中にこのレースを見つけて彼女から後者の説を教えてもらい、封建的な1900年頃でもアメリカ人女性のバイタリティー溢れるビジネス精神はすごいなと思ったことでした。

割とシンプルなレースなのでカジュアルにもフォーマルにも使用できますし、家のデコレーションに左右される事もないので、これからレースの小物に挑戦してみたい方には大変お勧めです。値段もお手軽なところが2重丸。お手入れも簡単です。レースも凝りだすとキリがなく、非常に奥が深い世界なので、私も少し時間に余裕ができたら図書館でレースの歴史を紐解いてみたいなと思っています。



チョコレートチャイを楽しみながら、薔薇へワイヤリングとテーピングをしオーソドックスなコサージュをまず作成。二つ目のコサージュはフローラルリボンをあしらって少し華やかに。


ヴィクトリアンアフタヌーンティーのメニューは、定番のキュウリ、ハム、卵の3種類のサンドイッチ、スコーンはクランベリーを入れて彩り豊かに、スイーツはオレンジゼスト入りのカップケーキ、ホワイトチョコレートのビスケットとトリュフ、そしてヴィクトリアンティーパーティーには欠かせないヴィクトリアンサンドイッチケーキ。今回のヴィクトリアンサンドイッチケーキは、バタークリームとジャムではなく、砂糖漬けにした苺と甘さ控えめのホイップクリームで仕上げました。


薔薇が家の中にあるとやっぱり華やかさが増しますね。Emma Goldman はそういった意味で言ったのではないと思いますが、私の好きな彼女の一言を最後にご紹介。 ”I’d rather have roses on my table than diamonds on my neck.” – Emma Goldman

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