クイーンメアリーティーパーティーのワークショップでは、英国人からこよなく愛されたブルー&ホワイトの食器を使用し、フルイングリッシュブレックファストの調理実習を皆様と楽しみました。
ブルー&ホワイトの食器は英国人に限らず、日本でも米国でも大変人気ですね。中国の悲恋物語がモチーフのブルーウィローなど、コレクターの方も多いかとは思います。私はあまりオリエンタル感の強い食器は苦手なので、我が家のブルー&ホワイト食器は、イギリスバーレイ社のもの。柔らかいブルーのアジアティックフェザンツと、鮮やかな薔薇が沢山描かれたヴィクトリアンチンツを6セットずつ合計12セットで揃えています。今回は、両方ミックスマッチでお愉しみ頂きました。
こちらのガラス製のジャグに被せてあるものは、ヴィクトリア時代に生まれたジャグカバーと言うものです。ジュースやミルクの入ったジャグにカバーとして被せることによって、ティータイムが始まるまでの間のゴミや虫除けになる、賢くそしてエレガントなティーアイテム。このレースは一針一針手編みで編まれており、周りの小さなビーズが重しとなっていることから、ジャグから滑り落ちることはありません。今からの季節、テラスやガーデンでティータイムや朝食をとる事も多い事から、我が家では必需品の一つです。
テーブルセッティングは正統派に白のテーブルクロスにレースを重ね、カトラリーはアンティークシルバーのナイフとフォークをセット。カリカリトーストはもちろんトーストラックへ。
簡単にブレックファストティーの歴史を紹介した後、ブレックファストティーのテーブルセッティングの決まり事を勉強し、調理実習に入りました。調理実習は2班に分かれて、ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ・ベイクドマッシュルーム・ベイクドトマト、ベイクドビーンズを作りました。ベーコンを焼いた時にでるドロッピングと呼ばれる油とおこげを使って、ソーセージやトマトを焼くのが英国流。フルイングリッシュブレックファストを英国で頂いた事のある方はご存知だと思いますが、そのボリュームに食べる前からお腹がいっぱいになってしまう事も!
デザートは、キャロットケーキのカップケーキにクリームチーズのアイシングを添えて。 ウィークデーの朝食は、やはり時間との戦いになってしまう為、トーストと紅茶やシリアルなどのコンチネンタルブレックファストの方がほとんどだと思いますが、週末は家族でゆったりとブランチも兼ねて、たっぷりのミルクティーとこのようなブレックファストティーも優雅でオススメです。
http://www.burleigh.co.uk/
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