
セッション3は、ミルクティーについて。最初に、トーストしたアーモンドスライス入りのナッツティーを煮出し式方式でデモンストレーションし、それをウェルカムティーとして皆様のお召し上がり頂きました。温かくホイップクリームを添えたほんのり甘いナッツティーを頂きながらミルクティーに関する知識、作り方そしてティーマナー、さらには紅茶の効能について学びました。実習は、ただ今開発中のココナッツチャイを煮出し式で。アッサムやケニアの茶葉を煮出したミルクティーは大変コクがあり、身体の芯から温まる事ができるのでお子様にも人気ですね。

4月の始めという事もあり、サロンはすっかりイースターのデコレーションに様変わりしていたので、テーブルセッティングも、イースターカラーのベイビーブルーのクロスに純白のナプキンを薔薇の形に折り少し華やかさを出しました。

茶器はLenoxのティーカップトリオコレクションの中から生徒の皆様の好みのトリオをお選び頂き、センターピースも鮮やかなチューリップとヒヤシンスで春らしく。

そしてイースターの時期には欠かせないバニーのフィギュアも添えて。

ランチは、ミネストローネとバゲット。デザートはレモンのブンドケーキにホイップクリームを合わせました。

季節の関係上、セッション4を飛ばしたセッション5は、カジュアルアフタヌーンティーパーティーのゲストとしてのティーマナーについてでした。ウェルカムティーは当社のマダムグレイ。英国には一日に6回程ティータイムがある為、それにまつわる決まりごとや伝統等を説明した後、ティーパーティーでの女性らしいふるまいまたマナーについて、招待状を受け取った時点から、当日のドレスコード、そして着席の仕方、紅茶の頂き方、ティーフーズ/スコーン/スイーツの頂き方、ナプキンの使用の仕方などをロールプレイ式に学び、実践のアフタヌーンティーパーティーにはいりました。

今回はカジュアルアフタヌーンティーパーティーですから、ダイニングテーブルを使用し、ライラック柄のテーブルスクエアでセンターピースに少し高さを出しました。

ティーカップトリオは、Royal Albert社のライラックレーンコレクション。アフタヌーンティーのセッティングなので、カトラリーはティーナイフとペイストリーフォークのみ。ナプキンもカットワークのされたホワイトリネンです。

今回生徒の皆様が注目されたのは、スコーンを入れたレースのロールホルダー。スコーンが冷めるのを防ぐのはもちろんの事、テーブルが一段と華やかになるティーアイテムの一つです。私はイギリスのアンティークマーケットで入手しましたが、年に数回ダレスエキスポで開かれるDCフリーマーケットのレースのお店でも見かけた事があります。ただ現在では沢山出回っているものではないので、アンティーク屋さんやエステートセールなどで見かけた時は、即買いもアリだと思いますよ!

実際に、紅茶やサンドイッチを頂きながら沢山のお話に花を咲かせつつティーマナーも、と思ってしまうと堅苦しく感じてしまいがちですが、慣れると簡単ですし、マナーやエチケットは他人への思いやりや配慮に基づいて出来上がった所作ですから、やはり知っておいて損はないと思います。

先日、リトルクロースさんに注文していたExquisite Tea Co.オリジナルお稽古事バッグとポーチのセットが届きました。やはり日本製ならではですね。とても丁寧な縫製でそしてイメージ通りに作成して頂き大満足です。

アメリカ人デザイナーのAnna Griffinの華やかなコットンを使用し、それほど大きすぎず、それでいて肩からもかけられるサイズとなっています。裏地がそれぞれ違うデザインになっている為、すべて一点もののみで在庫はそれほどありませんが、ハンドメイドならではのエレガントなバッグとポーチにご興味のある方は、ぜひメールでお知らせ下さい。
リトルクロースさんでは、バッグ以外にも色々とハンドクラフトの小物をあつかっていらっしゃいます。オーナーさんのお人柄の良さとセンスが溢れた素敵なウェブショップですよ。
http://www.littlecloth.com/
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