サンクスギビングティーパーティー、受講された方々が全員アメリカ人女性でクラフト作りよりもクッキングを習いたいとのリクエストがあり、急遽内容変更となりました。私も苦手なターキー、この日もターキーが苦手な女性が私以外に2人いたので、メインディッシュはターキーではなくコーニッシュヘン (Cornish Hens)を選びました。 コーニッシュヘンの詰め物 (Stuffing)はブナしめじ、ニンニク、シャロットとコーン。「こんな小さなマッシュルームは見た事がないわ!」「コーニッシュヘンがベイビー鳥だから、マッシュルームもベイビーマッシュルームね。」と大げさに関心する彼女達。
1人の女性にニンニクのみじん切りをお願いすると、「Garlic Chopperはどこかしら?」と。。。「色々な道具を揃えなくても包丁一本で料理はできますよ。」とまな板の上でニンニクのみじん切りを披露すると、「あなたはまるで Mrs. Martin Yan ね!」との反応が返ってきました。。。在米が長い方はご存知だと思いますが、彼は70年代後半に料理番組で一躍スターになった方で、アメリカ版料理の鉄人 (Iron Chef America) でジャッジを務めた事もある非常に有名な中国料理のシェフです。彼が料理番組内で、少し訛りのある英語で「12345」と数字を数えながら大きな中華包丁でみじん切りを披露するのが彼のトレードマークでした。たまにフードネットワークで再放送をしています。
そんなこんなで、予定時間を大幅に過ぎて完成したメニューは、スタッフドコーニッシュヘン、ブロッコリーキャセロール、ハーブ風味のローストポテト、ほうれん草とストロベリーのサラダ、スクウォッシュのポタージュスープ、ディナーロール。
デザートは濃厚なマーブルニューヨークチーズケーキ。お茶はオーガニックアッサムとジャズミンパール。茶器は、キャリアウーマンの彼女達の雰囲気に合わせて、コンテンポラリーな Crate & Barrel のボーンチャイナを選びました。2年前に滞在先のイギリスから戻ってきた女性がお一人いらっしゃったので、毛糸でできたイギリス国旗のティーコージーを被せて少し遊び心を演出。
普段の穏やかなレッスンとは違って、政治や経済情報の話が飛び交うパワーミーティングのようなレッスンでした! 昨日、参加されたお一人からメールが入り「コーニッシュヘン、なぜか用意に3時間もかかって上の皮が少し焦げちゃったけれど、ハニーは美味しいって言って食べてくれたわ!」との事でした。
http://www.crateandbarrel.com/
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