イースターは毎年同じ日に行われるイベントではなく、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日と決まっており、移動祝日 (Movable Feast) と呼ばれています。今年は3月末の日曜日でしたが、3月は色々と他のイベントで忙しく時間が取れなかったので、Exquisite Tea Co. では4月の最初の日曜日にイースターティーパーティーを行いました。
テーブルセッティングはパステルカラーを使いながらもシックに仕上げました。今回は少しカジュアルにしたかったので、テーブルクロスを使わずにプレースマットを使用。光沢のあるサテン素材なのでパステルカラーでも甘過ぎません。ナプキンを使ってヒヨコのキャンドルをウサギに大変身!
食器はノリタケのミックス&マッチ。アメリカのティールームで良く見かける光景ですが、最近はイギリスでも、オーナーが若い人だと茶器を故意にミックス&マッチさせ、ポップな雰囲気を醸し出したティールームも沢山見かけるようになりました。もちろんフォーマルなティーパーティーには不向きですが、トレンド感を出したい時やカジュアルなティーパーティーでは使える技です。ミックス&マッチでも色々な食器をバラバラと合わせるのではなく、メーカーを揃えるのが Exquisite Tea Co. 流。統一感がでるのでエレガントさを失いません。
さらに今回は1800年代後半のシェフィールド製のシルバーカトラリーを合わせたので、一気に高級感アップ!ナイフとフォークの刃に植物紋が彫り込まれている珍しいカトラリーセットです。
最初にイースターについて簡単に説明をした後、ホワイトハウス公式行事のイースター•エッグロールについての歴史や逸話(初老のボランティアの1人がこっそりとホワイトハウス木製記念卵をくすねようとしていたなんていうスキャンダラスなストーリーも!)をお話しました。
その後、別のテーブルに移りクラフト開始。デコパージュ風のエッグアートを作成。私も皆さんも真剣な顔でクラフト作り。クラフト時のお茶は、オリエンタルビューティーを選びました。
この日のブランチメニューは、イースターブレックファストキャセロール、マンゴーとアボカドのサラダ、ポテトロールとバナナチョコレートのタルト。ティーペアリングは、Royal Tea of Kenya の Grandpa’s Anytime Tea をセレクト。去年のエリザベス女王ダイアモンドジュビリーのお祝い時にイギリス内で賛美された紅茶の一つです。ケニアの紅茶はチョコレートとの相性が抜群ですし、ミルクを足してもしっかりと紅茶の味わいを保ってくれるのも特徴の一つですね。
ブランチの後は、クラフトのテーブルに戻り皆さんが作ったエッグアートにホステスギフトのヒヨコキャンドルを添えて美しくラッピング!
Royal Tea of Kenya のお茶は、DCエリアでは当サロンだけが取り扱っております。紅茶通の人も必ずうなずく逸品の紅茶ですのでギフトにもお勧めですよ。
さて来月の母の日ティーパーティー、パスタの正しい食べ方を、サザンフードの代表作シュリンプスキャンピパスタの3コースを楽しみながら学びます。
http://www.whitehouse.gov/eastereggroll
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